島飯『 縁 ~えにし~』

島飯『 縁 ~えにし~』

2010年8月15日日曜日

『終戦記念日』

ニュースで観た。『900兆円超え』。

現在の日本の経済状況、国の借金の話である。同時に経済状況を表すグラフが示され、そのグラフ推移が、1940年代の戦時中の日本経済と同じだと報じ、その後敗戦したとも伝えていた。

そしてまた、他国への謝罪も大きく報道され、その謝罪が評価に値すると他国に言われてもいた。

その度に、償いという名の経済的援助が行われて来て、これからも行われるだろうし、同時に、我が国が借金だらけなのに、いつまで続けるのだろうとも思った。

そう考えると、ただただ批判を恐れ、言われるがままに知らず知らずの内に『経済戦争』にどっぷり浸かり、気が付くと、ここまで国力が低下しているのではないか?と感じざるを得ない。

『戦争』。時代の流れもあったのだろうし、日本も当然悪いところもあったのだろう。しかし、核を落とされ日本もどん底を見せられて償いをしたのではないのか?あの時代、はたして戦争に負けた日本『だけ』が悪かったのだろうか?

2010年、戦後65年という年月が経過した今の日本。不可解なジャパンバッシングも多い。このままでは、またしても『経済』とう名の戦争『経済戦争』に負けてしまう気がしてならない。

戦争を直接知らない僕らの世代、まだまだ課題も疑問もたくさんある。
しかし、若い世代の皆が、『戦争』という事象を過去の触れてはいけない物とみなし蓋をし、『日本』という国に興味を無くし、他国に出て行ってしまう前に、なんとか進化出来ないものだろうか?

昨夜、倉本聰脚本『歸國』を観て、感じた事も多かった。確かに今の若い世代と歴史の間に大きなギャップがあるのかもしれない。そんな僕の文章も全く的を得ていないのかもしれない。

ただ、考える事は出来るし、知ろうと思えば、もっと知る事も出来るのでは無いか?そう感じた。

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